防水対策
鉄筋コンクリート造建築物は、コンクリート躯体、防水層、内外装仕上げなど多くの要素から構成されており、その中でも防水層というのは、防水のために様々な資材と工法が施されている層のことで、室内に雨が漏れないために重要な役割を果たしています。ただし、この防水層も熱や地震、雨水の浸入や紫外線・大気汚染等により徐々に劣化し、ついには破断してその機能を失います。
押さえ層がある場合、防水層が直に見えないために劣化状況を把握しにくいですが、年月によって劣化は避けられない状態にあります。
共同施設の防水対策
共同施設では、自社ビルの運営で重ねてきた経験とノウハウがあるからこそできる的確な防水対策をご提案できます。
日々のチェックや清掃など、定期的なメンテナンスを実施するとともに場合によっては建物に雨水が浸透しないように施す小規模の修繕を実施したり、仕組みを作ることで防水を長持ちさせることが可能です。 修繕が必要な場合は、既存防水層をいったん撤去して防水層を再敷設する撤去工法や、既存の防水層をそのままにして新たな防水層をその上に重ねる被せ工法などを施して、雨漏りを防ぎ、建物の寿命自体を長くすることができます。